日東ハウジング
2011年3月1日作成
サイトを通じて家への「想い」を発信し、お客様との関係を、時間をかけて築きたい。
Partner Interview
営業部 東谷 亮
1974年、奈良県香芝市生まれ。設計事務所で9年、建設会社で営業職を7年務めた後、2010年、日東ハウジング入社。趣味はゴルフ、ダイビング（国際ライセンスを取得）。モットーは「果報は寝て待て」。2男の父。
仕事にメリットを生み出さないホームページは、意味がない
──御社にはこれまで、ホームページがなかったのですが、開設を思い立ったきっかけは。
当社は今日まで、昔ながらの営業スタイルを重視してきて、インターネットに関しては全くノータッチでした。私は昨年入社したのですが、前の会社でサイトのリニューアルに関わったこともあり、インターネットへの意識は少なからずありました。これからはネットの世界で自社をアピールしていかねばならない、変わらねばならない、と。
そんな折、チラシの印刷をアイプリコムさんに依頼した時に、営業の方から「うちでもホームページを作れますよ」とお聞きしました。アイプリコムさんは定期的にセミナーを開催したり、コンサルタントを入れたりして、ビジネスサイトの研究・成果分析に、高い意識で取り組んでおられると強く感じ、制作をお願いしました。
実は他に何社かの制作会社に声をかけたのですが、他社はサイト構成もデザインも、決まったパターンを落とし込むという感じでした。ただ安く作ってもらっても、仕事にメリットを生み出さなかったら意味がありませんから。
──東谷さんが考える、ホームページが生み出すメリットとは。
自分たちの、家づくりの理念やこだわりを発信する手段として、ホームページ以上のツールはないと考えています。それをお客様に面と向かって伝え切ることは難しいですが、サイトならば気軽に見て頂けますし、ずっと残るものです。サイトを見られた方が今すぐ家を建てられなくても、何年後かに声をかけて頂けるように、家をご検討頂く時の候補にまず入れるように、と思っています。
一方で、私たちがこれまでの営業で大切にしてきた「人間関係」というものは、ネットでは表現しきれない部分があります。あくまでサイトは人間関係を築くきっかけ、だからこそブログや人物写真などを活用して、サイトにも人間臭さを出していきたいと考えています。
「サイトを早く世に出したい、見てもらいたい」と思えてきた
──制作過程のことを振り返ってください。
企画提案から原稿作成、写真撮影まで、何もかもやって頂き、本当に満足しています。こちらの思いを色々と聞いて、その意図をきちんと文章や絵にして頂きました。大変だと思ったことは一度もない。逆に、当社の注文が多くて制作の方が大変だったのでは。特に、納期については急がせてしまったかもしれません。というのは、サイトの形が出来てくるにつれて、早く世に出して、色々な人に見てもらいたいと思えてきたんです。
それと、原稿を作るにあたって私自身がヒアリングを受けるという経験は新鮮でした。いつもは逆に、お客様の話を聞く立場ですから。私もお客様に、どういう家が欲しいのかを詳しくお聞きしますが、本心を引き出すのはすごく大変です。でも、これをやり切らないと、建てた後「本当によかった」と納得して頂けることはありません。その点は、サイト制作も同じかもしれませんね。アイプリコムさん？引き出して頂きましたよ、百二十パーセント。思っている以上のことが出ている気がする（笑）
──皆さんからの評判はいかがですか？また、サイトの今後について、思われるところをお聞かせください。
取引業者の方からは好評です。サイトの雰囲気がガツガツしていなくて、うちの社風に合っているんでしょうね。
あと、お客様からの反響としては、現場見学会に来られた奥様が、私のブログを読んで頂いていたということがありました。普通、初対面のお客様は尻込みするものですが、その方は初めからとても親しくしてくださり、会話も弾みました。サイトを通じてお客様との距離が縮まり、関係を築いてゆき、ゆくゆくは何年後かにご契約頂く。そんなお客様が増えてくれば理想ですね。
今は、ホームページ上で自社の強みとか理念が形になったのを機に、「ちゃんとせな、あかんな」と思っています。言った以上は、いい加減なことはできない、と身の引き締まる思いです。また、ブログを書くようになって、日常の仕事の中でも、今までは気にも留めなかったことを気にするようになりました。
今後は、より多くの方に見て頂く努力とともに、建物の構造や仕様についてのコンテンツをもっと充実させていきたい。「家族思いの家」というコンセプトは立てましたが、では実際は、となると今はまだ漠然としている部分が多いので、そこをこれからサイトと共に作り上げていきたいと思います。
あと、これは今も昔も変わりませんが、住宅会社を比較検討するお客様が最後、決め手とされるのは、やっぱり営業担当者の人柄や対応なんです。そのへんを出来るだけ、ネットでも出せるようにと思います。ええ、ブログも頑張って書きますよ！
日東ハウジングホームページの、ここに注目！
- 取扱物件の多くが、静閑で子育てに便利な住環境にあることから、打ち出したサイトコンセプトは「家族思いの家づくり」。物件探しや設計、設備面など各方面から、家族思いとはどうあるべきを突き詰めたコンテンツを設けた。
- 家作りの肝となるプランニング事例には、家族の暮らしを大切にした設計コンセプトを合わせて紹介している。情報の更新・追加が容易にできる、CMS（コンテンツマネジメントシステム）を採用。
- 特定の分譲地情報に特化したページは、元サイトのレイアウトにとらわれない、インパクトや訴求力の高いデザインを重視。今後は物件数を増やし、PPC広告と連動させたランディングページとしての展開も視野に入れる。
日東ハウジング プロフィール
| 事業内容 | 注文住宅・建替・リフォーム・分譲・仲介・店舗・賃貸 |
|---|---|
| 住所 | 奈良県香芝市瓦口57-5 |
| 電話 | 0745-78-0039 |
| 代表者 | 東谷 忠 |
| 創立 | 昭和55年4月 |
※本事例についての記載内容は、すべて作成日時点のものです。
