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株式会社三立

2011年12月1日作成

三立ホームページイメージ

ものづくりの核を成す「機電一体」の技術力。新サイトで、対外PRと社内の意識高揚を。

小林 晃

Partner Interview
専務取締役 小林 晃
1956年、奈良県生まれ。大阪電気通信大学工学部電子機械工学科卒。約2年の機械設計を経て三立に入社後は電気部門一筋に。2010年より専務取締役。現在は海外事業の渉外も一手に担う。「成功するには、小さなことの継続、積み重ねが最も大事」がモットー。

「商品」を持たない自社の強みを どのようにアピールするか

――サイトリニューアルによって実現したかったことは何ですか?

三立ホームページ

一つは、以前のサイトの内容が古くなってきたことです。あれを作ったのは十年か十二年前くらい、ホームページが広まり始めた頃です。当時としては早かったですね。知り合いが中国でソフトウェアの会社をやっていたので、会社案内の冊子を渡してホームページ作成をお願いしたところ、そのまま冊子の中身を入れてきたというものです。
それと、アピール内容が適当でなかったというか、当社が作ってきた機械の内容とかをもう少し詳しく出したいと思ったんです。いろんな設備や技術力があるのに、それが十分アピールできていないとは常々思っていました。あとは、会社案内として最低限、足りるだけの情報量を入れたいということ。
実は、社内でサイトを作ってみようという話はあったんです。うちもソフトウェアやっていますし、社内で出来る者もおるんで。それで一、二年前から、時々集まって自社の情報を集めたりしていました。でも、やっぱり余裕ないんですよね、実際のところ。他の仕事を持っているスタッフばかりですから。結局は時間ばかりかかって頓挫してしまいました。それで、これはお金かけてでも一回ちゃんと作らなあかんと思った次第です。
アイプリコムさんにお願いしたのは、きっかけはセミナー参加ですね。その時はホームページの話をしなかったんやけど、あとで聞いたら、うちも名刺印刷してもらっている取引があって、「ほんじゃ、一回検討だけしましょうか」というのがスタートやったと思います。
提案書を出してもらったのですが、正直、ここまできっちり内容を考えて書いてもらえると思っていなかった。一方で、これは作るのにある程度手がかかるな、とも思ったけど。あと、会社へのアクセスとかの基本情報の見せ方もきちんと考えて頂いていたのは良かったです。

――サイト制作で大変だったことは。

こちらが出した資料をもとに、ほとんどはアイプリコムさんで作って頂きましたので、困ったことは特にないです。ただ当社には、決まった形の「商品」がありません。いわば「技術力」ひとつで成立している。それをサイトでどう表現していいのかという難しさはありました。機械の製作事例でも、クライアントに配慮して細かい説明はせず可能な範囲で掲載する形になります。せっかくネットというツールを使っているのに情報を出せないのは歯がゆいのですが。そこで機械・電気一体の体制でやっているという独自色を打ち出して、当社の力を表現することにしました。

「技術屋」にふさわしいコンテンツ提供をしたい

――サイト制作を通して得られたことは。

作って頂いた原稿をスタッフの皆に読ませたんですが、そこで改めて、自社の立ち位置、存在意義を認識できたという部分はあります。設計者は毎日設計ばかりしていますし、機械組んでる者は一日中、ずっと組んでいるんです。ですがホームページが出来たことによって、自分たちは三立という、こういう仕事のできる会社におるんや、ということを確認できるのは良いことです。
機械・電気一式まとめてやれるという三立の売りを全社的にアピールしていって、次のステップに上らなあかん。今回のサイトが、そのチャンスになるかなと思います。

三立 社屋

――今後、どんなことをしたいですか?

よく製造業の企業サイトに、その社の持っているノウハウを技術資料みたいな形で掲載しているでしょ。うちでも、機械を作るのに使うサブモーターの容量の選定とか、大事な考え方とか、オープンにしてもいいような技術の内容ってけっこうあるんですね。他にも「こういう事例はこういう対応で、こうするといいですよ」みたいなものはいっぱいあります。やっぱり技術屋なんで、今後はそういうのを出していきたいです。
うちのホームページは、普通の人がポンと入ってくるのでなくて、何か機械製造に関する明確な目的を持っている人が来るので、単に「技術持ってます」というだけでなくて、経験がなければ分からないノウハウを載せて技術力を知ってもらうというのが一つかな。カタログ的なことは他のメーカーに聞けばいいので。
あと当社は海外にも展開しているんですが、このサイトが、次のビジネスチャンスを広げるきっかけになるといいですね。
これまではサイト更新に取り組む時間がなかったけど、今はアイプリコムさんと良い関係ができたのだから、少しずつ変わっていかねば、何か成長させていくということをやっていかんとダメかなと思っています。

三立 あらゆる要望にトライ・機械事業部

三立ホームページの、ここに注目!

http://kk-sanritsu.com/

株式会社三立 プロフィール

事業内容 工作機械等及び電気制御装置の設計・製作、ソフトウェア開発等
住所 奈良県大和郡山市横田町182-1
電話 0743-56-3731
代表取締役社長 岡田 清治
設立 1966年4月

※本事例についての記載内容は、すべて作成日時点のものです。

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