にしべ眼科
2012年3月1日作成
患者の思いにこたえる、分かりやすい情報発信を。診療理念に基づいた自然体のホームページ。
Partner Interview
院長 西部 強三
1960年、兵庫県生まれ。近畿大学医学部卒。京都大学医学部付属病院、兵庫県立尼崎病院などを経て1999年4月、にしべ眼科開業。日本眼科学会ほか所属。日本医師会認定健康スポーツ医。モットーは「患者さん本位の、最適・最善な治療」。趣味はドラム、自転車、写真など多彩。
信頼関係が築けていたから安心して制作を任せられた
――まず、先生が診療の中で大切にされていることについてお聞かせください。
「患者さんの思いにこたえる」ことです。患者さんは、医師の言うことを聞かねばならない、と萎縮しがちですが、そこに上からものを言うでのなく、お話を伺いながら相手に合わせて診察するようにしてします。例えば、絶対に手術や入院が必要なのに、したくないと言う人もある。そんな人にどう説明するか。手術の効果をきちんと説明するのはもちろんですが、その言い方が大事です。怖がるようなことは言えないし、威圧的になってもだめだし、なかなか難しいんですよ。
ただ、簡単にできる「日帰り手術」を希望される患者さんがありますが、これはお断りしています。安易にクリニックで施術した結果、事態が重くなるケースもあるので、当院では必ず大きな病院を紹介させて頂いています。何よりも、患者さんにとって悔いを残さない結果を願ってのことです。
――制作をご依頼頂くまでの経緯を。
近々、大和八木駅の反対側に競合の眼科が新しくできることになったのがきっかけです。他のクリニックの方から「新患の方は、サイトを見て来られる方が一番多い」という話も聞いていて、そろそろうちもホームページを持たないと、と考えていました。新規の患者さんを呼ぼうと思ったら、今までしてなかったことをしないとだめですから。
それで、いろんな会社が「サイトを作りませんか」って言ってくるんですが、電話だけで言われても何か危うい気がして。一方、アイプリコムさんにはチラシでお世話になっていて、信頼できる会社だとよく分かっていました。こちらがインターネットのことをよく分かっていない中、安心してお任せできたのは、チラシでの信頼関係がしっかり築かれていた、という一言に尽きます。それがなかったら、ホームページを作ることはなかったかもしれません。
WEBセミナーのご案内も頂いて、妻が参加したんですが、色々な業種の方々が来ておられて、皆さんがネットでの集客に大変努力しておられるのを知って、とても良い刺激になったようです。私たちは普段、薬屋さんくらいしか接することがないですからね。この経験も、サイト制作に踏み切るのを後押ししてくれたと思います。
患者さんが入って来やすい等身大のサイトが理想
――完成したサイトの出来映えはいかがですか?
非常に満足しています。明るくて見やすい、情報を探しやすいホームページだと、スタッフや友人にも言ってもらっていますし、他の病院のサイトよりイメージが明るい気がしますね。無理やり笑わされているからかな?(笑)なんでも、ホームページに医師の顔写真を載せていない病院は敬遠するという人も割といるようです。理由を聞いたら、「インターネットで病院の中は公開しているのに、『なんで顔を載せてないんやろ?』って逆に不安に思います」って。私は男前でもないし、最初は顔を載せるつもりはなかったんですけど、妻からその話を聞いて、「そうなんかな~」って思って(笑)
それと「新着情報」の機能は便利ですね。休日のご案内でも、今までは「年末年始・盆・正月」と曖昧にしていたので、それが何日から何日までなのかという問い合わせもあったんですが、それもネット上でご案内できます。また、スタッフからの要望もあって、インターネット予約システムを導入したんですが、これについても色々と相談にのって頂きました。
私は、患者さんはもちろん、同業の眼科医が見ても「ここの先生は自然体だな」と見られるようなサイトにしたかったんです。「うちの医院はこんなこともやっていますよ、こんな設備もありますよ」みたいな無理にアピールしている感じではなく、もっと敷居の低い、患者さんが入ってきやすいサイトを望んでいました。そういうホームページに出来上がって、よかったと思います。
――今後の展望について、お考えを。
ホームページで良い印象を持たれて来院して頂いた方に、「実際は良くなかった」と思われることのないよう、常に頑張らないと、ちゃんとしておかないと、と気を引き締めています。ホームページを見て来られた方々が、続けて来られるのも、離れて行かれるのも私たちの応対にかかっています。その意味では怖い面もありますね。
今後は、ホームページを核にしてブログやフェイスブック(※1)などのSNS(※2)と連携して情報発信していければいいなと思います。学会へ行った報告なども。今まではネット上で自分から発信することはあまりなかったので、今回、これを機会に積極的にやっていきたいと思っています。
(※1)フェイスブック(Facebook):世界最大のSNS。2012年1月現在、8億人以上のユーザーがいるとされる。
(※2)SNS(Social Networking Service):人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型のウェブサイト。
にしべ眼科ホームページの、ここに注目!
- 西部院長のさわやかな笑顔が印象的なトップページ。診療時間や所在地、診療内容など患者が知りたい情報を見やすく掲載すると共に、「八木駅前徒歩1分」という立地の良さを前面に出してPRしている。
- 立地だけでない当院の強みを「7つの便利ポイント」としてまとめた。24時間ネット予約受付や往診サービスといった他院であまり見られない診療サービスを紹介し、差別化をはかっている。
- 「当院へのアクセス」のページでは、最寄り駅から医院までの道のりを、歩行者目線の連続写真で丁寧に紹介。その他、診療の流れを詳しいフローで説明するなど、視覚的にも分かりやすいサイトを目指した。
にしべ眼科 プロフィール
事業内容 | 眼科一般、各種眼科検診・検査・眼鏡・コンタクトレンズの処方 |
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住所 | 奈良県橿原市内膳町5-2-30 OJビル4階 |
電話 | 0744-21-2700 |
設立 | 1999年4月 |
※本事例についての記載内容は、すべて作成日時点のものです。