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マリーネ株式会社

2013年3月1日作成

マリーネイメージ

集客力の高いストアで幅広い客層にアピール。買い手の反応が次の商品企画につながる。

藤本 紀子

Partner Interview
専務取締役 藤本 紀子
1961年奈良県磯城郡田原本町生まれ。帝塚山大学卒業。 現在は、amazonマーケットプレイス「絹美人」ストアの管理をはじめ、商品企画から営業まで、業務全般に関わっている。 「ものづくりにおいては、部署や役職に関係なく、会社のみんなが参加し、話し合える雰囲気を大切にしています」

アマゾンの圧倒的な集客力で幅広い客層にPR

――アマゾン出品(※)についての経緯をお聞かせください。

マリーネアマゾンページ

マリーネではシルク衣料の製造販売を行っています。商品を日本で企画し、中国の協力工場で生産。基本は問屋への卸売りで、個人への直販は、今回のアマゾンへの出品が初めてです。
これまで私たちは、シルクは年配層向けととらえていた向きがあり、商品企画のセンスに古さがありました。自社製品を活性化し、顧客の世代の幅を広げていくというのが大きな課題だったんです。その一方、シルク製品は高価で、購買層が限られることもあって、今、小売店の店頭から、どんどん消えていっています。
こうした問題を打開するためにも、問屋さんを介さずに、うちの商品を個人のお客さんにダイレクトに提案できたら、というのが、ネット通販に至った大きな動機です。
ネット通販で難しいのは、サイトへの集客です。その点、アマゾンの出品サービスなら知名度はもちろん、リスティング広告なども出してくれるので、自社で高額な宣伝を打たなくても、ネットユーザーへの露出度がぐんと上がります。年齢を問わず、いろんな人の目に触れる機会があるので、購買層を広げたいという目的にもかなっていました。
実際の運営では、アイプリコムさんに商品登録などを代行してもらえて助かっています。競合商品に負けないよう、訴求力のある商品タイトルを考えたり、ヒットする検索キーワードを探したり、難しいことはネットの専門家にまかせて、こちらは商品開発や営業に専念できるのがいちばんですから。

(※)アマゾン出品:世界最大級のインターネット通販サイト・アマゾンが提供するサービス「Amazonマーケットプレイス」のこと。出品者が「出店」という形で、アマゾン内で商品を販売できる。

――その後の展開はいかがですか?

アマゾンで販売を始めてから、「冷えとり」のようなシルクに付随する価値に気づいたころ、ちょうど、アイプリコムさんのインターネット戦略のセミナーに参加したことで、シルクをどうアピールしていくか、自分の中で方向性がはっきりと見えてきました。
今、「冷えとり」をキーワードに、「頭寒足熱」の考えから、足元を温めるグッズとして、シルクの靴下がたいへん注目されています。その波に乗って「絹美人」でもシルクの靴下セットが大人気です。おかげさまで売り上げは好調で、アマゾンに出品して本当によかったと満足しています。

顧客のレスポンスが商品づくりの方向を決める

――出品準備にあたって、感じられたことなどはありましたか?

商品の撮影をしたとき、あらためて、うちの製品っていいなあ、と。縫製や形もですが、どれだけ一生懸命考えてつくってきたか、思い知らされました。
私たちが27年前にシルク製品を手がけ始めた頃、中国の縫製技術はまだまだ低かったそうです。それを、しょっちゅう現地の工場へ行って指導してきたからこそ、今これだけの製品ができる。これからも自信を持って売っていきたいと思いました。
同時に、撮影のためボディに着せて商品を立体的に眺めたときに、改善していかないといけない点もたくさん見えてきました。着丈やシェイプの具合、袖の長さなどをより時代に合ったデザインに、次の商品づくりで反映していく予定です。

――実際のストアをご覧になっての感想は?

アマゾンのサイトに、うちの商品がずらっと並ぶのを見たときは感激しました。シルク製品を扱っている他の店とくらべても、商品量が多いだけでなく、写真のクオリティが抜きん出ているのも誇らしいですね。プロのカメラマンに撮影してもらった甲斐がありました。
うちの製品はシルクとしてはリーズナブルな価格ですが、一般の衣料よりは、やはり高価です。高価な品を売るには、商品の良さを伝えられる、きちんとした写真は欠かせない。アイプリコムさんが、プロの撮影を強くすすめてくれたのも納得です。

マリーネ 社屋

――アマゾンでの販売を始めて、お仕事に、どのような変化がありましたか?

ただやみくもに新しい商品をつくるのではなく、方向を定めたものづくりをするようになったのが大きな変化です。
まず、アマゾンに掲載したときのことを考えて、差別化しやすいもの、インパクトのあるものを意識して企画するようになりました。また、靴下のような小物がよく売れるとわかってきたので、シルクの良さを感じられる、コンパクトな商品を企画するようにもなりました。こうした変化は、お客さんに直接商品を送ったり、感想や評価を頂いたりする過程で生まれてきたことですね。
これからの季節に向けて、今までになかった新しいデザインの製品もできあがってきているので、今後の反響が楽しみですね。

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絹美人のストア

マリーネ株式会社 プロフィール

事業内容 絹製品の製造販売
住所 奈良県磯城郡田原本町秦庄419-27
電話 0744-33-2255
代表者 代表取締役 田中 實
創業 1963年

※本事例についての記載内容は、すべて作成日時点のものです。

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