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日本ニット株式会社

2014年3月1日作成

日本ニット 株式会社

自社ブランドの確立と新事業の成功を。業界の10年先を見据え
サイト刷新に着手。

代表取締役 里井 謙一Partner Interview
代表取締役 里井 謙一
1974年奈良県香芝市生まれ。2000年日本ニット入社、営業や生産管理の総括的な管理を担う。2013年12月、代表取締役就任。趣味はゴルフ、マラソン、書写、野菜作りなど多彩。家族は妻と2人の息子。「会社として一番大事なのは、人です。人がいてこそ物が作れる。これをゆめ忘れずにいたい」

海外製品の流入、不景気…今のままでは見通しは厳しい

日本ニット 株式会社──このたび、自社サイトを大きくリニューアルされました。その経緯を。

まず弊社には「下請け依存」の打開、企画製造から小売まで自社で行う体制を確立したいという目標がありました。この業界も、今は下請けだけではとても見通しが厳しい。海外から安い品物がどんどん入って来ますし、不景気などの要因もあって、生産コストは上がっても小売りの値段は変わりません。だから商売が成り立っていかず、辞めるところや
倒産するところも結構ありますよ。そのために私たちもOEMだけではなく、近年はスポーツユニフォーム事業やネット通販を展開してきました。

そうして楽天などで商品を売っていく中で、消費者の関心事は「その商品を作っているのは、どんな会社なのか」となります。でも何しろ以前のサイトは十年以上前に作ったもので、現在の私たちの姿がほとんど示されていません。そこで「日本ニット」というブランドを伝えるベースをきっちり作ろう、お取引先にも、うちはこういう物づくりをしていま
すよ、と分かってもらえるものを作ろう、と考えたんです。

もう一つはリクルートのためです。入社する人には、日本ニットのイメージをしっかり持ってもらってから来てほしいので。その点では、うちも若くてやる気のある社員が増えてきましたし、アピールできる体制が整ったかな?というところです。

──弊社をお選びいただいた、決め手は?

相手の立場に立った提案を行ってくれる、私の考えていることを具現化してくれる点ですね。ホームページでやりたいことは色々思いつきますが、それをうまく形にしてくれるところって、少ないと思うんですよ。それがアイプリコムさんの良い所じゃないかなと感じています。

これって、どんな商売でも同じなんですよね。相手の立場に立って、困っていることに助け船を出してあげる。靴下でも、お客様が「これを履いて良かった、助かった」となったら、次もそれ買うじゃないですか。だから私たちも、ファッション的なところを追うよりは、実際に履いてみて良かったというリピーターを増やすことに重きを置いています。

社員たちの会社への想いを制作を通じて知ることができた

──ホームページ制作を振り返ってみていかがでしたか?

やっぱり、自分の想いがページできちんと表現できたことは、ものすごくうれしいですね。上手く表現していただいたと思います。完成度には満足していますし、何か大変だったとか、困ったというのはないですね。こちらは全然負担なく進めていけたと思います。あ、カメラマンの写真撮影、あれはみんな慣れていないのでちょっと大変だったかも。

社員のみんなも制作に関してはノリノリで(笑)ちょっとうれしかったですね。社員へのインタビューもしてもらいましたが、みんなが普段抱いている会社への想いや考えが伝わってきて、改めて気が引き締まりました。「意外と、みんな考えてくれているんだな」と。

新しいサイトは、デザインテイストも含め評判は上々で、社員たちも気に入ってくれています。会社としては、トップメッセージなどで「うちはこういう理念で仕事をやってます」というものを明確にアピールできたことに大きな意義があると感じています。

日本ニット 株式会社

──今後の展望についてお聞かせください。

今回のサイトリニューアルで、まず自社のアピールは十分に出来たと思います。実際、公開してから「ホームページ見たんですけど、これ出来ますか?」みたいな問い合わせも何件か来ているんです。次はこれを、今後一層力を入れていくネット通販と、連動してくようなサイトにしていきたい。楽天や他のサイトとの棲み分けをきっちりしながら、どのサイトにもアクセスしてもらえるよう進めていきたいです。これまで以上に色々な方が見に来られるでしょうから、そこは配慮していきたいと思います。

それと、将来的にはブログを書こうと思っています。例えば現在開発中のプロジェクトを紹介するとか、最近力を入れている「障害者スポーツ」向け製品への取り組みなどをブログで情報発信していき、会社の存在をアピールしたいですね。

今後、ということでは、リクルート関連のページにも力を入れました。やる気がある人、物づくりをしたい、物を売りたい、管理したい、という前向きな人が来て欲しいというアピールです。ただ仕事をして給料をもらうだけではなく、意欲を持って、楽しみながら仕事をしてもらえる。そんな人にもっと増えていってほしいですね。

日本ニット 株式会社

日本ニットホームページ

http://www.nihon-knit.co.jp/

日本ニット株式会社 プロフィール

事業内容 靴下やタイツなど、ニット製品の企画、製造販売
住所 奈良県香芝市磯壁6-275
電話 0745-77-4401
代表者 代表取締役 里井 謙一
設立 昭和15年4月(昭和34年4月に法人化)

※本事例についての記載内容は、すべて作成日時点のものです。

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