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勇製麺 有限会社小西勇製麺所

2015年9月1日作成

勇製麺

伝統ある「三輪素麺」に新風を起こすか。
入魂の新商品を旗印にネット戦略を展開中。

女将 小西 裕子Partner Interview
女将 小西 裕子
1974年桜井市生まれ。同志社大学文学部社会学科卒。1996年よりカルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)にて主に情報システム部に在職。その後パソコンインストラクターを経て、結婚を機に現職に至る。現在は接客販売・経理・販促を担当。モットーは「為せば成る!」。趣味はテニス。1男1女の母。「接客においては誠意を、仕事に関してはチャレンジ精神を大切にしています。伝統ある三輪素麺の世界に新風を吹き込む意気です」

「ネットで勝つには商品開発を」衝撃を受けたセミナー受講

勇製麺──弊社主催のWEBセミナーが、ネット戦略の転機になったとうかがっています。

主人の知人つながりで原田先生のセミナーを案内していただいて、内容を見て、面白そうだと思って行かせてもらいました。以前のサイトの反響が今一つで、そろそろ変えようかとちょうど思っていた時だったので。

そのセミナーのお話がものすごく面白くて、「これ、全部実践したらすごいことになるんじゃない?」とワクワクしたのを覚えています。特に印象深いのは「商品を作り込む」というお話。『インターネットという大きな海に、小さな船が入っていっても誰にも見つけてもらえません。とにかく旗印になる商品開発から始めましょう。それに特化したサイトを作りましょう』と教えていただきました。

──サイト制作より先に、商品開発という命題から始まったわけですね。

それで「商品といっても何作ろう?」とすごく困っていた時に、原田先生と直接話をさせていただき「素麺のフレッシュ感や期間限定色の出るものは出来ませんか?」とのヒントを頂戴しました。そして生まれたのが「生素麺」です。一時は、流し素麺に特化したオウンドメディアをやろうかという話にもなりましたが、「それは面白いけど、ちょっと商売
に結びつかないかな」と。

でも生素麺の商品化は思っていたほど簡単じゃなくて。それはそうですよね、簡単に出来るのなら他の素麺屋さんもするわけだし。試作から半年かかったんと違うかな。かなり繰り返してロスして、何回もダメ出しされて……皆さんの言ってくださる点を一つずつ直していって、お客様にも試食していただいたり、最終的に商品として形にするのは予想以上に大変でした。

新商品作りからサイト制作に入るまでの過程では、御社の営業の方とも何度も相談させてもらいました。いつもすごく的を射た意見を言ってくれて頼もしかったです。今回のビジネスは生素麺がメインですが、どうしても私たちからすると、他にあれもこれも、と色気を出したくなるんです。そうしてブレそうになった時、ちゃんと軌道修正しながら、こちらが納得いくように説明してくれました。難しいことも分かりやすく話してくれるし、それこそ、うちの会社の人間かのように親身に相談にのってくれて、私らと一緒の目線で考えてくれました。「それ、あなたの営業成績にならないのに」といったことまで協力してもらって(笑)

サイトリニューアルの効果でこれまでになかった展開が

──サイト制作を振り返って。

おおむね楽しく作らせてもらいました。思っていた物が出来上がっていくのは面白かったですね、貴重な経験でした。

前回は各ページの文章を全部こちらが作らないといけなくて、その宿題感(笑)が半端無くきつかった。ですが今回は貴社で書いてもらえてありがたかったです。プロが書くと内容にブレがないですよね。素人はブレていくんです、内容も、文末の「です・ます」とかも。前の会社ではそれも訂正してくれなかったですし。

デザインに関しては、長けたスタッフが社内にいて、彼女が様々なサイトを参考にしながら「こういうデザインに」とイメージを固めていってくれました。実はちょうどサイトを作る少し前に、商品パッケージを一新したんです。その時にデザインの方向性を決められていたのも良かったです。

それと、コンテンツ制作を通して小西家の素麺づくりというもの、日々真剣に商品に向き合っているスタッフたちの存在を再認識できたのも収穫です。当家の長い歴史、年季の積み重ねがあって今がある。一朝一夕には出来ません。それを私たちが引き継いで、次にバトンをつなげなきゃ、と思いました。

勇製麺

──サイトの反響、また今後の展望などを。

何と言っても嬉しいのは、テレビや雑誌から取材の依頼が来たこと。こんなの、今まで全然なかったですよ!まさに原田先生がおっしゃっていた「広告でなく広報」ですね。こちらから営業しなくても、生素麺というきっかけがあるからメディアも取り上げやすいんでしょう。原田先生や皆さんには本当に感謝しています。三輪素麺といえば、たびたび紹介される代表的な老舗店がいくつかあるんですが、それらとは少し違う、目新しい存在として当店が入っていけたらいいな、なんて思っています。

物販では他モールへの出店と、ネット購入ならではのメリットを打ち出して収益を上げていきたいです。最近、若い方からの注文があるのはメディアの影響かもしれません。

新しい商品を作り、サイトを作り、幸先も良いと思います。とにかく新しい世界にチャレンジし続けて、新しい何かが拓けていったらいいですね。

勇製麺

勇製麺ホームページ

http://www.miwasoumen.co.jp/

勇製麺 有限会社小西勇製麺所 プロフィール

事業内容 三輪そうめんの製造・販売
住所 奈良県桜井市巻野内525
電話 0744-42-6504
代表者 小西 泰秀

※本事例についての記載内容は、すべて作成日時点のものです。

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