近畿消毒株式会社
2015年10月1日作成
自社サービスを透明化し、その信頼・安心感をPR。
10年後を見据えたネット戦略に意気高く。
Partner Interview
営業・LLP管理部 川上 秀明
1979年岡山県浅口市生まれ。長崎県立大学経済学部卒。岡山県内の印刷会社で印刷・WEBの営業職に従事。2014年、奇縁と紹介が重なり近畿消毒に入社。現在は総務、人事、法人営業サポートほか幅広い業務に携わる。「正直に」「何とかなる」がモットー。趣味は読書、格闘技観戦。「業務の効率化・システム化、社内ITレベルの向上、意識改革を進めて10年先に生き残る『企業』への変革を目指します!」
他社にない、問題解決のアイデアを盛り込んだ提案が決め手に
──リニューアルのきっかけは?
前のサイトの情報量が増えすぎて、分かりづらくなっていたことが大きな理由です。どれだけ私たちの仕事の内容がきちんとしていても、初めてサイトを見てもらった方に伝わらないのではもったいない。情報を見やすくして、弊社のサービスや魅力を、外にきちんと正確に伝えたいなと。必要な情報がサイトに書いてあると、それを前提にしてお客様とも話を進めやすいんです。それに、サイトがきれいになれば、社員たちにも会社の動きや新しい取り組みがより伝わりやすくなるでしょうから。
また、お客様登録フォームに不具合があってご不便をかけていたのも理由の一つです。
──弊社をお選びいただいた経緯を。
実は私は、前職の関係で貴社のことを以前から知っていまして、印刷会社にサイト制作してもらったらポスティングやDMとか並行展開しやすいな、とは考えていました。それでアイプリコムさんの他、いくつかの制作会社に声をかけて同じ条件で見積を取りました。サイトマップは私が作って、「近畿消毒の魅力をどう伝えるか、その手法は提案してください」と。
最終的には貴社の提案が、弊社の強みの伝え方や、サイトをどう育てて運用・展開してゆくかが一番見えたのでお願いしました。もちろんもっと費用の安い業者はありましたけど、他社の提案は、サイトマップ通りに作ってきてあとはPPC広告かけて云々、というものだったのに対して、貴社はコンテンツの核となる「キーワード」を設定してきたり、こちらが出したものにアイデアをプラスしてくれているのがまず違いましたね。
──繁忙期の中でのサイト制作でした。特に大変だったことは。
一番は写真撮影です。社員がみんな忙しくて調整が大変でした。それと原稿作り。載せたい資料はたくさんあって、ある程度形にしてから渡そうと考えていたんですが、とても手が回らず終盤は御社に投げっぱなし状態でした。原稿を作ってもらってはこちらで校正して。けっこう雑な資料でしたがスピーディーによくまとめてもらえたと思います。
お客様のクレームや疑問につながりそうな部分を全てはっきりさせ、弊社のしっかりしたサービスをより良くアピールするための補完作業にも苦心しました。前のサイトには、保証などに関する重要な決め事が明記されていませんでした。もちろん保証書には書いてありますが、お客様はなかなか読まれませんからね。そうした大切なポイントというか、情報の隙間を見つけ出し、新サイトで分かりやすく打ち出しています。
サイトを通じて、自社とお客様との幸福な相関関係を築きたい
──新サイトへの反響はいかがですか。
きれいになった、分かりやすくなった、といった良い反応を頂いています。前はサイトの導線が複雑でリンク切れもあったりしましたが、今はお客様にとって見やすく、分かりやすくなったと思います。何よりサイトからのお客様登録が圧倒的に増えていて、当初の目的を果たせたのが良かったです。スマホからも登録できてお客様も楽だと思います。それと写真の評判が良いですね。本当にきれいに撮ってもらって、みんな「いいねぇ」「他の人に見せたい」と喜んでいました。
弊社は物を売っているわけではないし、まして床下の仕事なので成果が見えにくい。このサイトを通して、社員の頑張りをお客様に見ていただけると、皆のやりがいにつながるのではないでしょうか。
──今後の抱負をお聞かせください。
個人であれ法人であれ、ゆくゆくはウェブサイトだけで新しいお客様を獲得し、ある程度の収益ラインまで持っていけるようにしたい。そのためにはきちんと情報発信をして、集客できる方法と商品構成を考えていく。これが今後の課題ですね。今は、まずはコーポレートサイトができました、という段階です。ブログも施工事例もきちんと更新して、サイトを育てていきます。ひとつずつステップを踏んでいきたいです。アクセス解析ツールも活用して、ランディングページやPPC広告もどう使うか、いずれ考えないと。それには、インターネットの重要性を理解している人間を社内で育てていかないと回っていかないと思っています。
これからはWEBファースト、スマホファーストの時代。営業スタッフがサイトを見ながらお客様に話をしたり、お客様が事前にスマホを見て準備されたりと、お客様と私たちとがサイトを介した幸福な相関関係を築けたらいいなと思っています。そうして十年後、ネットを中心とした新しい事業が生まれていれば、といったところです。
近畿消毒株式会社ホームページ
http://www.kinkishoudoku.co.jp/
サイトデザインは白と青を基調色とし、清潔さ・誠実さを表現。全体的に人物写真を多めに配したのは、スタッフの人間力が近畿消毒のサービスを支えているという表明。トップページ(写真)ではスライドショーで同社の強みをアピールしている。
サイトコンテンツは「しっかり」をキーワードに構成。様々な業者がひしめく業界にあって、同社の真面目で誠実な仕事ぶりが顧客に伝わるよう工夫した。サービス内容もできるだけ詳細を記載し、透明化に努めた。
施工事例紹介(写真)や商品カタログはCMS(コンテンツマネジメントシステム)上で容易に追加更新が可能。調査・施工実績が年1万件を超える同社は事例のストックが質量とも豊富で、今後のさらなる充実化が期待できる。
近畿消毒株式会社 プロフィール
事業内容 | シロアリ・害虫・害獣の駆除・予防施工、家屋の管理・床下改善施工ほか |
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住所 | (本社)大阪府泉大津市池浦町4-9-20 |
電話 | (本社)0725-21-7751 |
代表者 | 国田 正忠 |
※本事例についての記載内容は、すべて作成日時点のものです。