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株式会社瀬村商店

2010年8月1日作成

瀬村商店ホームページイメージ

まだまだ、やれるで!不況知らずの「強さ」、みなぎる自信。その秘密はどこに?

瀬村 崇

Partner Interview
代表取締役社長 瀬村 崇
1942年、奈良県生まれ。1977年、瀬村商店を創業。趣味はゴルフ。モットーは「今日1日を大事に過ごす!」「社員は家族である」。

新工場竣工を機に瀬村の実力を内外にアピール

──サイトリニューアルのきっかけと目的は。

瀬村商店ホームページデザイン

きっかけは、社員みんなの力で作った新工場の完成(平成21年9月)。前の工場は、環境面の改善ができていなかった。ドア一枚開けたら屋外、とか。昔はそれでも「いい工場だ」と喜ばれていたけど、特に今は、物づくりの環境、品質管理が問題にされるようになって、どうしたらいいのか、全員で考えた。
新工場は平屋で、作業場も広く、環境設備も入った。ぜひ多くのお客さんにサイトを見てもらいたいね。どんな所で製袋しているのか分かれば、「こういう工場でやってもらいたい」と、仕事にもつながってくるし、信用も生まれるやろうし。
それとホームページには、会社のことを全部、見せるように言ってきた。うちが実際にやったこと、持っている設備を皆見せる。真似できるならやってみい、と。器は同じもの作れても、ここまで作り上げてきた「力」は、よう真似しません。

──工場の様子だけでなく、社長の熱いインタビュー動画も公開しています。ホームページへの反響はいかがですか?

あるお客さんには「俺、(社長の動画を)十回も見てんねん。お前のやり方、参考にさせてもらうわ」と言われた。恥ずかしいわ(笑)まあ見られているからには、それ以上に自分がしっかりせんと、と思います。
それに、今までは付き合いのなかった業界からの反応もありました。例えば、和歌山の魚屋さんからは、干物を入れる袋を作りたいとかで「工場を見たい」と言ってきた。サイトがきっかけで、うちのことを知ったらしいわ。

「景気が悪い」というけれど・・・難局を乗り越える企業努力とは

──ホームページの、今後の活用方法は?

新商品や設備を紹介していくのはもちろん、お客さんにも勉強してもらえるページを増やしていきたい。だから、サイトには製袋の技術的なことも書いてもらった。あまり知識がない人が読んでも分かるようなもの。それでこちらの仕事も多少は楽になるし。
また、商品開発に関しては、お客さんからよく「こういうの、出来ないか」と意見を頂くので、今後はサイトからも、そういう声を吸い上げられるようにしていきたいね。
もう一つ大事なのは、きちんと更新をしていくこと。そうしないと意味がない。「サイト作ったら、どれだけ儲かるのか、会社が変わるのか?」そんな簡単な話と違うんやから。
これは何事でも同じ。とにかく、日々改善。毎日ちょっとずつでも、一つ一つ積み重ね。今日一日どんないい仕事するか、ということ。それで一年たってみて、トータルで結果良かったらいいんじゃないかな。ホームページもそうやと思うよ。

瀬村商店ホームページ

──新しい瀬村商店、そして製造業のこれからについて、どうお考えですか。

瀬村商店は、他から探してでも来てもらえる、選ばれる会社でありたい。ただ「営業行け」でなくても、いい物作ったら、向こうから来てもらえる。そのためには、自分らの技術を高めて、磨いていかないと。メーカーなんやから、納期通り、きちんと物作っていくことは当然のこと。
また、大きな企業になろうとは思わないけど、強い会社になりたい。うちは社員がいろいろ考えて、やってくれている。一人一人が「これから業界トップになっていくんや」という自覚をみんな持っている。その「強さ」が、よく見えるサイトになったと思います。

瀬村商店工場内

今、みんな景気が悪い悪い言うけど、生活するのに必要なものであれば、お金の流れはありますわ。その中で、何が悪いのか。コストなのか製品なのか、色々ある。収益も大切やけど、自分とこだけ収益を、というのは続かない。悪い時は協力していく。どうしたら収益出るか、苦労して勉強していかなければ。勝ち抜くためにどうしたらいいのかと。
だから、大切なのは、改善や。何が悪いんやろ、なんでやろ、というところを常に見直していく。これを忘れたら悪いほう悪いほうに行きます。明るい方向に持っていかないと。今は景気がいいんや。そう思って、元気出していったら絶対ええ風吹いてくるわ。元気が何より!

瀬村商店ホームページの、ここに注目!

http://www.semura.co.jp/

株式会社瀬村商店 プロフィール

事業内容 各種包装資材製造販売業(企画・デザイン・製造・加工・販売)
住所 奈良県橿原市小槻町360-1
電話 0744-24-0717
創立 1985年2月

※本事例についての記載内容は、すべて作成日時点のものです。

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