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株式会社森下組

2010年11月1日作成

森下組ホームページイメージ

建築は、人が造るもの。新サイトでは森下組の「人間力」をアピールしたい。

森下 秀城

Partner Interview
代表取締役社長 森下 秀城
1959年、奈良県大淀町生まれ。1982年森下組入社、舗装工事の現場作業員からスタート。2000年より代表取締役就任。1級建築・土木施工管理技士ほか資格多数。趣味は旅行と高校野球観戦。モットーは「袖すり合うも他生の縁」。一男一女の父。

色々な人と関わる業種だから情報発信には細心の配慮を

──サイトのリニューアルにより、実現したかったことは何でしょうか。

森下組ホームページ

まず、私たち森下組の「人の力」を表現したかったんです。建設業者のサイトとはいえ、ただ建てた物の完成写真だけあっても、血が通わないものになる。やっぱりそれを建てた「人」が出ていないと、と思います。だから新しいサイトでは、各部門の責任者に出てもらい、彼らの仕事への思いを話してもらいました。どんなスーパーゼネコンでも、建築はその会社のブランドや看板が建てるわけじゃない。営業の人や現場の人が作るんですから。
また、そんなお堅い会社じゃないという面もアピールしたかった。堅実さや信頼性と合わせて、会社全体の明るさ、「仕事がなくても、みんな元気(笑)」という。
それと、ずっと意識していたのは、リクルートへの活用です。それには、トップの人間の考えを発信することは、就活中の人や親御さんにとって大切だと考え、恥ずかしかったんですが、私の言葉も載せて頂きました。社内の研修旅行の写真も、賛否両論あったんですけど、リクルートのことを考えたら載せたほうがいい、と。こういう色々大変な中でも、社員のために毎年やっている、という良い社風や、社員同士の和というか雰囲気を知ってもらいたかったのもあります。ところで今、就職面接に来る人たちって、サイトの内容、きっちり見てますね。「志望動機は、御社の云々……」って、聞いたらもう分かるんですよ、覚えてきてるのが(笑)

──制作中のエピソードをお聞かせください。

取材は大変でしたね。私もそうですが、みんな慣れていないから、何か聞かれると構えるんですわ。施工事例の紹介でも、工事写真は良いんですが、所長の一言コメントがなかなか集まらなかったり。部門長にしても、気持ちは熱いものを持っているんですが、うまく言葉にできない。それをアイプリコムさんは、時間かけて引き出して、うまく文章にして頂きました。
あと、多くの方が見られるメディアですから、とにかく気を配ったのは、他の人に迷惑をかけるような話題を載せるわけにはいかん、ということ。こちらの良さを言うあまり、他の何かを貶めてしまわないようにと。この仕事は色々な方と多くの関わりがあるからこそ、情報のコントロールをしないといけないと思います。

森下組という会社の「本筋」をより多くの人に知ってもらいたい

──新しいホームページを、どんな方に見てもらいたいとお考えですか。

我が社はここ二十五年ほど前から、官公庁の仕事メインの業態から脱却して、民間に移行しつつあります。ですから、やはり「この会社に発注していいか」を見てもらうという部分はあるんですよね。発注先をリサーチするにも、まずキーボードを叩く時代ですから。そういう意味では、仕事を考えている人に見てもらうのが一番です。
一方で、どんな人にというのでなく、森下組という会社の本筋をより多くの人に分かってもらいたい、会社の中身を見てもらいたい、という面もあります。最近は学校でも「情報」という科目があって、子どもらが親の仕事場をネットで見ているそうですし。
そういえば、先日、ある大手ゼネコンの方と会う機会がありまして、初対面で、こちらは私より年配の社員も一緒だったんですが、向こうの方が、まず私のところに名刺を持ってきてくれたんです。“あれ、なんで分かったんかな?”と思って聞いたら「ホームページで社長の顔、見せてもらいました」と。その時、やっぱりサイトが会社の顔になっているんだなと実感しましたね。

森下組太陽光パネル竣工写真

──今後、このサイトで、どんなことをしていきたいですか。

作ったからには、常に更新していかねば、というプレッシャーみたいなものはあります。それで私もブログは書いていますが、業務の話だけでなく、いろんな話題を載せていきたいですね。みんなで焼肉やったとか、そういう楽しいこと、すごく書きたいなあ。
今のサイトには、会社概要や事業案内といった、あるべきものがちゃんとある状態なので、今後は何か目線を変えるマイナーチェンジをしたいですね。例えば、「抽選で大型テレビが当たる!」みたいなイベントをゲリラ的にやってみるとか、間接的にでもサイトを見てもらえるようなきっかけを作っていきたい。それと、トップページに吉野の美しい自然の風景写真を掲載して、それが毎月更新されるというのもやりたい。これは、私たちが地元を愛し、大切にしているという姿勢の表れでもあると思うんです。
あと、やっぱり人が大事ですから、うちの社員は全員、何かの形で紹介したいですね。毎月一人ずつ。そうすると全員紹介するのに五年以上かかりますが(笑)

森下組施工事例・ブログページ

森下組ホームページの、ここに注目!

http://www.morishitagumi.com/

株式会社森下組 プロフィール

事業内容 建築・土木・舗装工事、太陽光発電設置工事、測量・設計・企画開発業務など
住所 奈良県吉野郡大淀町桧垣本1589
電話 0747-52-3535
創立 昭和30年7月

※本事例についての記載内容は、すべて作成日時点のものです。

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